この記事は「メンズメイクの教科書」購入者特典です。
自眉が整っていない方は、アイブロウ(眉)メイクの効果も薄れてしまうため、こちらの記事もぜひご活用いただいてメイクレベルと外見の向上にお役立てください!!
眉の基本のプロポーション
まず眉の基本のプロポーションから解説します。
下記画像の「眉頭」「眉山」「眉尻」の位置はルールです。
眉を剃るときも書くときもこのルールから外れてはいけません!
しかし、ルールの範囲であれば基本的にどんな形にしてもある程度整って見えます!
こちらは大原則になるので剃るときは必ずこの画像を確認しながら整えましょう!
眉頭:顔の中心から見た時の眉の始点
眉山:眉の一番高い位置
眉尻:眉の一番外側
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/1-2.jpg)
眉の太さについて
上記ルールにはのっていませんが、眉の太さにもある程度のルールがあります。
太さというのは正面から見た時に、眉の一番下を地面と並行に結んだラインと、一番高い位置(眉山)を並行に結んだラインのことをいいます。
太さの目安は目の縦幅を「1」とした時「0.5〜1.0」くらいなるようにしましょう。
細すぎるとシャープすぎてただ「イカツイ」印象になったり、
逆に太すぎると目より眉の方が目立ってしまって「野暮ったい」印象になったりします。
目安は「0.5〜1.0」ですが、初めて剃る時は「1.0」を目指して形を整えながら剃りましょう。
剃った毛は戻ってこないので、太さは徐々に調整することがおすすめです。
眉の形による印象
直線が強い眉
直線の要素が強い眉は、
「クール」で「男らしい」印象になりやすいです。
中性的な印象にしたい場合は適しませんが、
多くの日本の男性に合う眉の形です。
迷ったらとりあえず「直線的」な要素を持った眉に整えれば間違いないです。
直線的な眉の例
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_7358.jpg)
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_7359.jpg)
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_7158.jpg)
丸みのある眉
丸みを帯びた眉は中性的な印象に近づき、
「穏やか」や「可愛らしい」イメージになります。
女性的なビジュアルに近づけたい方にはおすすめですが、
正直男性とは元の顔のパーツと合いにくいパターンが多いです。
直線をベースにして少し丸みを持たせるくらいなら可能なので、控えめに調整してみましょう。
丸みのある眉の例
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_4983.jpg)
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_4267.jpg)
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_3833.jpg)
並行眉
並行眉というのは、眉の下のラインが並行になっている形のことを言います。
多少中性的な印象に近づき穏やかな印象になりますが、しばらくトレンドの形であるため馴染みやすいです。
基本は「直線」か「丸み」を意識して並行にするかどうかは余裕があればでOKです。
(元の形によっては並行にすることが難しい場合があります)
眉のセルフカットに必要なもの
スクリューブラシ(可能であれば眉コームも)
![アディクション アイブロウブラシ スクリュー](https://d2vfodruoehyag.cloudfront.net/img/goods/L/MAJL.jpg)
本編でも紹介していますがスクリュー上のブラシです。
眉の毛流れを整えたり、カットする長さを決めるために使います。
可能であれば「眉コーム」もあれば整えやすいです。
アイブロウペンシル
![Magnifique(マニフィーク) / ビアード&アイブロウ ペンシルの公式商品情報|美容・化粧品情報はアットコスメ](https://fitter.cosme.net/media/product/10213/skuimg_824084_xl.jpg?target=360x360&size=trimIfLarge)
本編でも紹介しているアイブロウペンシルです。
眉を剃る目印を書くために使います。
剃るガイドになるので必須です。
(あまり推奨はしませんが、アイライナーやマッキーペンでも代用可能です、、)
眉切りバサミ
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/image-1.jpeg)
眉をカットする用の小さなハサミです。
繊細な細かい作業になるので専用のものを用意しましょう。
I字カミソリ
![楽天市場】pretty カミソリの通販](https://tshop.r10s.jp/curecure/cabinet/04973586/imgrc0073060708.jpg?fitin=275:275)
眉を剃る用の剃刀です。
男性の場合は髭剃り用にT字のものを持っていることが多いと思いますが、眉剃りをする場合は必ず「I字」のものを用意しましょう。
I字カミソリは個人的なおすすめですが「Pretty」がとても良いです!
怪我防止用加工がしてありながらも切れ味が良いです。
選ぶ際にこだわりがなければ「Pretty」を選んでみてください。
毛抜き
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/image-2.jpeg)
ピンセット(毛抜き)です。
余分な毛や剃りきれない毛を抜くために使用します。
セルフカット用のセット
![GB メンズ アイブローキット | グルーミング | 使い方・商品情報 | GATSBY - ギャツビー|mandom](https://www.gatsby.jp/img/01_trimming_kit_eyebrow.png)
「眉コーム」「眉バサミ」「ピンセット」のセットがギャッツビーから発売されているようです。
私自身は使用したことはありませんが1000円以下で手に入るのでとりあえずアイテムを揃えたい場合は選んでも良いでしょう。
(もしかしたら毛抜きの抜けが悪いかも、、、)
この「セット」を購入した場合は追加で、
「スクリューブラシ」
「アイブロウペンシル」
「I字カミソリ」
があればセルフカットすることができます◎
眉の整え方
それでは実際に眉の整え方を紹介していきます!
まず、注意点を紹介しますので必ず守ってください!
「剃りすぎない」
→必ず最初は控えめに行いましょう。剃りすぎると眉毛がなくなります。
「迷ったら一旦やめて最初から行う」
→わからない状態で進めると形がめちゃくちゃになります。面倒臭いですが、迷ったら最初からやり直しましょう。
上記2点を守っていただければセルフでも失敗することはないと思います。
眉の下書きをする
まず、眉の下書きをします。
必要な部分を剃らないようにマーキングしておきましょう。
(書き方は教科書本文で紹介しているものと同様です)
①スクリューブラシで眉毛の毛流れを整える
眉毛の毛流れに合わせてスクリューブラシで梳かしていきます。
眉頭は上向き、中央は眉尻に向かって横向き、眉尻は斜め下向きに梳かします。
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/14.jpg)
毛流れを整えることで自眉の本来の形になります。
正しい形に整えることで書き足しが必要な場所も明確になるので、
まず最初に毛流れを整えましょう。
②アイブロウペンシルで眉山から眉尻をつなぐ
まず、眉山(眉の一番高い位置)から眉尻を目掛けて直線を引きます。
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/15.jpg)
眉尻の位置は基本のプロポーションの位置を意識して、
下がりすぎたり、上がりすぎないように注意しましょう。
日本のほとんどの男性は眉毛の長さが足りていないので、
若干長さを足すようなイメージで書いていきましょう。
眉に長さがあるとシャープで綺麗なイメージの眉になりやすいです。
③書き始めの位置を下げながら眉尻までつなぐ
②で引いたラインを基準に、書き始めの位置だけ少しずつ下に下げて眉尻まで繋いでいきましょう。
この時眉尻が太くならないように書きおわりは固定させて、
眉の外側に直線で三角形を書いていくイメージで書くと綺麗に書けます。
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/16.jpg)
力強くタッチすると、その分線が太くなりやすいです。
優しく毛を1本ずつ撫でるように書いていくと細くて自然なアイブロウになります。
④薄い部分や欠けている部分を付け足していく
②③の行程で眉尻に三角形が書けたら
眉毛全体を確認して薄い部分や欠けている部分を書き足していきます。
濃さのバランスは、
眉頭:薄め
中心:濃いめ
眉尻:やや濃いめ
を意識すると綺麗なバランスの眉毛に仕上がりやすいです。
⑤スクリューブラシでぼかす、形を整える
最後にスクリューブラシで毛流れを整えながら、
ペンシルで書き足した部分をぼかしていきましょう。
ぼかしを入れることでベッタリと書かれたような印象を軽減して、自然さを演出することができます。
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/10-1.jpg)
ぼかす時は、ブラシを広く使うような向きで動かします。
また、スクリューブラシで形の修正を行うことも可能です。
ブラシを細く使い、切るように動かすことで摩擦が大きくなり、書いた眉を消すこともできます。
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/11-1.jpg)
はみ出してしまったり、がたつきがある場合はこの方法を試しましょう。
眉の輪郭(ラインをとる)
下書きをしたらそのまま眉毛の輪郭を取りましょう。
基本は直線で、まっすぐ眉頭の一番高い部分とプロポーションを参考に決めた眉山の位置を結べばOKです。
眉山の位置から眉尻も直線で結びます。
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/1-5.jpg)
眉の下のラインは
「眉頭から眉尻まで直線」か「眉山の下まで並行」のどちらかにしましょう。
(迷ったら「眉頭から眉尻まで直線」で実施。)
「眉山の下まで並行」にした場合はラインの書き終わりと眉尻を繋いでおきましょう。
輪郭の内側を埋める
眉のラインだけだと書いた部分が分かりにくい場合があるため、内側を埋めていきます。
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/2-3.jpg)
毛流れを整える
眉を埋めるように書けたら、今一度毛流れを整えましょう。
埋めるように書くことで毛流れが乱れるためです。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 14.jpg](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/14.jpg)
カミソリでラインの上の眉を剃る
I字カミソリを使ってラインからはみ出ている部分を剃っていきましょう。
カミソリは書いた眉のラインと並行になるように当てて剃っていきます。
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/3-2.jpg)
並行に当てることで綺麗な直線で剃ることができます。
カミソリでラインの下の眉を剃る
下のラインも上のラインと同様に剃っていきますが、多少控えめに剃りましょう。
眉の下を剃りすぎると目と眉が離れてしまい、どこか「マヌケ」な印象になりやすくなります。
ですが、眉尻の下はムダ毛が発生しやすいのでその部分は意識して剃っていきましょう。
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/4-1.jpg)
眉毛1本1本の長さをカット
スクリューブラシか眉コームで眉を下から上にとかすように当てます。
長い毛が上からはみ出てくるのでその部分の毛をカットしていきます。
(眉コームを使用するとコームに沿ってハサミが置けるので、多少カットがしやすいです。)
![](https://sayumensmake.com/wp-content/uploads/2022/01/6-2.jpg)
範囲は眉頭から眉山まで行い、
眉尻側は長さを残しておいた方が綺麗な眉になりやすいです。
書いたアイブロウをクレンジングで落とす
一度クレンジングをして、目印のラインを落としましょう。
目印のラインを落としたら、整えた自眉の形がわかるようになるので確認します。
剃り残しや切り残しを少しずつ処理
剃り残しや切り残しを処理します。
しっかりと剃っても、剃った部分が青っぽくなってしまっている場合は「毛抜き」を使って処理しましょう。
毛を抜くことで青さも無くなります。
また、このタイミングで眉頭の内側も剃りましょう!
眉が繋がっているのはNGですが、
剃りすぎて離れてしまうと「ノッペリ」とした印象になってしまうので控えめにしておくのがおすすめです◎
整った眉でメイクをする
処理が終わったらその状態でもう一度アイブロウを書いてみましょう!
形が整ったことで眉のメイクもより綺麗にできるはずです!!
月に1回、できれば2週に1回くらいは整えられると綺麗な状態が維持できると思います。
あとがき
眉の整え方はいかがでしたでしょうか?
メンズメイクの教科書と合わせて使えばかなり外見のレベルもアップすると思います。
ご意見、ご感想などがあればぜひ公式ラインかTwitterのDMでいただけると嬉しいです!
今後も皆様に有益な情報が届けられるよう尽力していきますのでよろしくお願いいたします!
白湯